分解能
これまで何回か分解能ということばが出てきましたが、レンズの性能を評価するもので線や点の間隔が分解できる最小値のことです。
表現方法として線の間隔でいう場合とコントラストでいう場合があります。
① 下図のようなテストチャートを結像させて判定ができます。
収差が大きいレンズの場合、球面収差やコマ収差が解像力を決定する要因となります。
顕微鏡対物レンズ等の収差の少ないレンズの場合は、レイリーの分解能として
のようにも表します。
ここに、ε:分解可能な最小間隔、λ:使用波長、NA:像側開口数、F:Fナンバーです。
② MTF(Modulation Transfer Function)
定められた空間周波数の正弦波チャートを結像させ、そのコントラストMTF(Modulation Transfer Function)でも判定ができます。
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