光の色
光の3原色
互いに異なる3つの色光の適当な割合の混合によって、すべての色が得られるとき、その3つの色光を光の3原色といいます。
3原色としては、赤(波長700ナノメータ)、緑(波長546ナノメータ)、青(波長436ナノメータ)が選ばれます。
色光の混合
1)3原色を等分に混合すると白色となります。
赤+緑+青→白
2)2つの色光を加えて白色となるときは、これらの色光を互いに他の補色であるといいます。
赤+青紫→白、 黄+青紫→白、 緑+赤紫→白
レンズの色収差
レンズによる光の分散によって、物体がぼやけるとともに色づく現象をレンズの色収差といいます。
白色平行光線束をレンズに入射させた場合には、全部の色光が1点に収束せず各色光(波長)ごとに異なる位置に焦点をもつようになります。
安い双眼鏡で遠方を見ると、像の周辺が色付いてみえるのがこの現象です。
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