「光学の基礎」

(第7回)


5. 望遠レンズ

     焦点距離に比べてレンズ全長の小さなレンズで、図のような基本構成をもつものを
     望遠レンズといいます。

     ここでDのfに対する比を望遠比といいます。

     dを大きくすると望遠比は小さくできますが、諸収差の増大を招くので実用的ではありません。


6. テレコンバータ


       レンズ系の後方に凹レンズ系を付加し、焦点距離を大きくする場合があります。
       このように焦点距離を長くする後置き凹レンズ系をテレコンバータ、リアコンバータ、
       リアアタッチメントといいます。
       レンズ系配置としては、焦点距離f1の凸レンズ系を光軸方向にdだけ移動させ、
       焦点距離f2の凹レンズ系を挿入し、挿入後の焦点位置と凸レンズ系のみの焦点位置
       F1'とが一致するようにします。
       ここで、dが小さいと諸収差が大きくなるので、dは大きい方が望ましいのですが
       テレコンバータの形状が大きくなるという欠点があります。

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