(第26回)
4.レーザプリンタ
レーザプリンタは、電子写真技術を利用したノンインパクトプリンタで、
一様に帯電された感光体表面をレーザビームで露光し静電潜像を形成し、
これを現像して記録画像を作成する装置です。

レーザプリンタの構成は大きく3つに分けられます。

@ レーザ光学系
   レーザビームを帯電した感光体上に集光結像して、スキャン露光
   をします
A 電子写真プロセス系
   感光体上に形成された静電潜像を紛体で現像し、用紙上に紛体画
   像を転写し定着してハードコピーを得ます
B 記録制御系
   入力データにもとづいて記録信号を発生しレーザビームの走査と
   同期させながらビーム変調を行います  

ここではレーザ光学系を概説します。
光源である半導体レーザからのビームが発散光であるため、コリメートレンズ
により平行光束にし、ポリゴンミラー等により偏向走査されるビームをfθレ
ンズで感光体面上に正しく収束させます。このとき、走査速度を一定にすること。
ポリゴンミラー面の倒れによる走査間隔ムラ補正をすること。走査幅全面の均一
なビームスポットを保つことが必要となります。
 第1回 歴史、光の反射
 第2回 光の屈折
 第3回 光のスペクトル、光の色、物体の色
 第4回 光の干渉、回折、偏光
 第5回 単レンズの概要
 第6回 顕微鏡の光学系
 第7回 望遠レンズ、テレコンバータ
 第8回 写真レンズ
 第9回 レーザ光学系
 第10〜12回 プリズム
 第13回 回折格子
 第14回 位相板
 第15〜16回 収差
 第17〜18回 各種単レンズ
 第19〜21回 反射鏡系
 第22回 分解能について
 第23回 ファイバースコープ
 第24回 縮小投影露光装置:ステッパ(逐次移動式露光方式)
 第25回 光ピックアップ