(第22回)

分解能について
	
これまで何回か分解能ということばが出てきましたが、レンズの性能を評価する
もので線や点の間隔が分解できる最小値のことです。

表現方法として線の間隔でいう場合とコントラストでいう場合があります。
@	下図のようなテストチャートを結像させて判定ができます。

 収差が大きいレンズの場合、球面収差やコマ収差が解像力を決定する要因となります。
顕微鏡対物レンズ等の収差の少ないレンズの場合は、レイリーの分解能として
のようにも表します。
ここに、ε:分解可能な最小間隔、λ:使用波長、NA:像側開口数、F:Fナンバーです。
 A	MTF(Modulation Transfer Function)

 定められた空間周波数の正弦波チャートを結像させ、そのコントラスト
  MTF(Modulation Transfer Function)でも判定ができます。

  第1〜21回の話も読みたい方、ご質問等は
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  第1回 歴史、光の反射
 第2回 光の屈折
 第3回 光のスペクトル、光の色、物体の色
 第4回 光の干渉、回折、偏光
 第5回 単レンズの概要
 第6回 顕微鏡の光学系
 第7回 望遠レンズ、テレコンバータ
 第8回 写真レンズ
 第9回 レーザ光学系
 第10〜12回 プリズム
 第13回 回折格子
 第14回 位相板
  第15〜16回 収差
  第17〜18回 各種単レンズ
  第19〜21回 反射鏡系